2019/9/30 小樽へ

2020年5月30日

「ついに小樽か・・・」

小樽に特に思い入れああるわけではないが、旅を始める前から小樽は意識していた。
多くの人に「北海道は無理じゃないのか」と言われていたがルートの選定は自分たちで判断したいと思っており、それらの声は無視していた。

「稚内は無理かもしれないけど小樽までは絶対に行きたいよね」

そういう会話をしていたため小樽まで行けると分かったときは嬉しかった。
余市から小樽までは比較的短い距離であったためそんなに大変でもなさそうだ。
いざ小樽に向けて出航!風もいい感じに吹いている。

小樽まではあっという間だった。
小樽マリーナの大きさとたくさん係留されているヨットに驚いた。

マリーナに着いたら紹介していただいていたオーナーさんにあった。
日本一周経験者のオーナーさんだったので色々とためになるお話を聞けた。
そのオーナーさんのヨットの居住性は僕らのものとは比べ物にならないくらい快適だ。

マリーナで手続きを終わらせたあとは途中のショッピングセンターで軽くお腹を満たしてから小樽運河を見に行くことにした。
小樽に来たら絶対に行こうと決めていたので今から楽しみだ。
ショッピングセンターに「なると屋」があったのでそこで食べることにした。

でかい!!
からあげを食べるつもりが誘惑に負けて半身揚げを一人一つづつ食べてしまった。
そのせいで軽くお腹を満たす予定がしっかりお腹いっぱいになってしまう痛恨のミス、夕食は食べられるのだろうか。
ここの半身揚げは大きさもすごいが味も美味しかったのでまた食べたいと思った。

小樽築港の駅から見た線路+景色はとてもきれいで少しだけ鉄道オタクの人たちの気持ちがわかった。
小樽駅を降りてからはメロンを食べたり(すごく美味しかった)

運河のボートを見たりしながら時間を潰して何をしようか迷いながらブラブラしていた。

・・・
・・・・・・

「ボート乗りたくない?」

当然である。
すぐにチケットを買い次の便に乗ることにした。
僕らが乗る便が出発する頃には日もすっかり暮れ、ナイトクルーズの時間になっていた。

自分が運転しないということなので事前にTwitterでオススメされていたビール片手に運河クルーズを楽しむことにした。
その結果お酒に強くない僕はよってしまい乗務員さんの観光案内があんまり頭に入ってこなかった。

疲れ+お酒のせいで記憶にはあまりないがきれいな夜景を見ていたらしい。
ちなみに小樽運河沿いには2024年から1万円の顔になる渋沢栄一さんが建てた澁澤倉庫がある。

ナイトクルーズが終わったので記念に一枚写真を撮ってもらった。
三人で撮った写真ではめずらしく全員ちゃんと笑っている。

ナイトクルージングに満足したあとは夕食を食べることにした。
悩んだ結果、お昼の半身揚げの影響もあり毛ガニを三人で分けることにした。

・・・
・・・・・・

「・・・」

全員納得がいかない顔をしている。
食べる前に「毛ガニは身が少ないですが味はいいですよ〜」とか言っていた店員さんに文句言いたかった。
しかし、このときはこんなものかと諦めて店をあとにした。
明日からはしばらく小樽に滞在して観光する予定なのでこの日は遅めにヨットに帰り(と言っても22時くらい)寝ることにした。