2019/10/30 ノーザンホースパーク見学⑤

2020年5月30日

まだまだ第3厩舎は続く。

アロンダイト

生涯成績は16戦5勝。
G1はジャパンカップダートを勝っており、そのレースには頭角を表す前ではあるがヴァーミリアンにも出ていた。
しかも初勝利から(条件クラスを含み)4連勝したあとに初めての重賞挑戦でG1を買ってしまった馬だ。
2006年の最優秀ダート馬でもあるためその当時の強さは言うまでもない。
残念ながらジャパンカップダートのあとは勝つことはできなかったがG2で2着などもとっている。

ラストインパクト

生涯成績は36戦7勝。
残念ながらG1では勝つことができなかったがG2で2勝、G3で1勝はすごい。
その名前からイメージできる通り父ディープインパクトである。
馬主はシルクレーシングなので一口馬主の人たちの共同所有馬だった。
シルクレーシングの中では最高レベルで稼いでおり一口馬主孝行な馬でもある。

カレンミロティック

生涯成績は43戦6勝。
この馬も10歳まで現役を続けたすごい馬だ。
おしくも最高でG2しか勝つことはできなかったが毎年コンスタントにG1に出走していた。
G1は出るだけでもすごいので10歳まで出走し続けただけでその凄さがわかる。
ちなみに宝塚記念でラストインパクトとキタサンブラックと対戦している。
宝塚記念と有馬記念は出走馬はファン投票で決まるため、実力と人気がないと出走すらできない。
その2つのグランプリに合わせて5回も出走していることから人気の高さもわかる。

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一通り競走馬の見学も終えた僕らはヨットに帰ることにした。
車で帰るときに外を見ると放牧されている牛がいた。
北海道っぽい光景だ。

ヨットに戻ったあとは苫小牧駅に向かい食事をしようということになった。
食事に行く準備をするためにヨットの中に入る。

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「あ〜あ」

コジマの声が聞こえる。
(ものすごく嫌な予感がする)

ミズキがヨットのドアに当たる部分を踏み割っていた。
ミズキが申し訳無さそうな顔をしている。

「そんな落ち込むなよ。」

優しく声をかけた。
この優しさは不要だったことにすぐ気づくことになった。

「だって・・・」
「?」
「壊したのは気にしてないけどTwitterとか動画でいじるやろ・・・?」

なんてやつだ。
壊してごめん。とか今日の夜寒くさせてしまいごめん。とかの感情はないらしい。
本人の希望通りいじることにした。
しばらくいじったあとにご飯を食べにいった。
この日の夕食は・・・

ジンギスカン

2日続けて同じ店に来た。
この旅初だ。
それほど美味しかった。

苫小牧に来たときはまたここでジンギスカンを食べたい。
ちなみに食事中に踏み割ったことをいじっていたら怒られた。
本人曰く「長時間いじりすぎ」とのこと。
僕から言わせたら被害者が一切怒らずに笑って上げてるんだからそれくらいは許してほしいと思った。
食事もすませたのでヨットに戻ることにした。
ヨットの中は隙間風が入るようになったため寒かった。