2019/8/23 萩へ

2020年5月30日

朝、目が覚めたときにすでに嫌な予感はしていた。

(風が強い気がする・・・)

僕は風が強い日の出航は嫌いだ。
ほとんどのセーラーは強風のほうが好きな人が多いと(勝手に)思っているが、僕は風が弱い日のほうがテンションが上がる。
風が強いとセイル(帆)をはるためのロープは重いし、舵も重い。おまけに濡れる。
昼寝をすることもできないし、(波が高ければ)船内でPC作業もできない。

ただ、これは出航するまでの話である。
一度出航してしまえば強風のほうがスピードがでるのですごく面白い。
(これが2人乗りのディンギーとかなら話は別だが)

この日の風は間違いなく出航したくなくなるくらいの風だった。
まあ出航したら楽しめるかなと思って海に出たのだが・・・

予想以上に風吹いとるやん!

どれくらい吹いているのかは画像では伝えられないので動画を見てほしい。

さすがにこれは出航した後も少しだけ嫌だった。
スピード出すうんぬんよりも転覆しないかどうかを気にしなければならないからだ。

しばらくセーリングしたところで風が落ち着いてきた。
風が落ち着いた&いい感じの背(水深が周りに比べて浅くなっている場所)があったので、お昼ごはんチャレンジをすることにした。
以前シイラをリリースしていらいやっていないので楽しみだ。

・・・
・・・・・・

釣れた!

小さいアジが釣れた。
あまりの嬉しさに動画内では物凄くテンションが上っているのが少し恥ずかしい。
しかし、釣り初心者の僕は「大きさ」=「成果」だと思っていたので、釣れて喜びはしたものの食べられないと思ってしょんぼりしていた。

「その大きさは美味いよ」

コジマの一言でテンションが上った。
小さい魚はリリースするか、泳がせ(これを餌にして更に大きな魚を狙う)の2択だと思ってた僕には朗報だ。
しかもGoProを頭につけた状態で魚を釣ったという動画的にもいい絵が撮れたとすごく満足していた。

・・・
・・・・・・

「釣れない・・・」
そう簡単に2匹目は釣れなかった。
諦めて船の操船を変わり、2人の釣りを見守ることにした。

・・・
・・・・・・

「キター!!!」

コジマにヒットが!しかもデカそう!!
僕は操船しながらGoProで撮影を始めた。
(これはいい絵が撮れるな。しかも魚も食べられるし。)
テンションは上がっていた。

「タモ早くとってー」
!?
なんとサポート役のミズキがタモの準備をしていなかった。
さすがに左手に舵、右手にGoProの状態で更にタモを持つのは不可能だったため遠くから見守る僕。
(やらかしたか・・・)
すでに嫌な予感はしていた。

バチンッ!

「「「・・・・・・・・」」」
大きなイサキは海のそこへ消えていった。
この後魚釣りのときのルールを再度確認し厳守するような会議が行われたのは言うまでもない。
 ・1人が操船、2人が釣り
 ・1人がヒットした場合はもう1人の釣りをしている人はサポートする
 ・操船係はカメラも兼任する

(これ釣りする前に言ってたよな・・・?)
まあ気にしないでおこう。

結局釣りではまともな釣果もなかったためすべてリリースした。
お昼ごはんチャレンジでご飯を食べられるのはいつになるのか・・・


朝は風が強かったですがどうにかこうにか(コジマの口癖)萩に着きました。

謎にベッドの多いホテルにチェックインし

食事に向かいます。
お魚が釣れなかったけどお魚が食べたかったので・・・

活きのいいイカなどがいるお店に来ました。
イカ美味しい。

お腹もいっぱいになったところで部屋で休憩しているときに、友達&後輩が広島と福岡から遊びに来てくれました。
明日は一緒に5人旅です。
楽しみだな〜