2019/10/10 利尻島観光

2020年5月30日

この日は朝から楽しみだった。
稚内からフェリーで1時間半かけて利尻島に行くのだ。
利尻島までヨットで行くのも面白そうだったのだが、コジマが一時的に離脱するのでその案は潰えた。

朝一のフェリーで出かける二人を見送るコジマ。
利尻島に行けないのをすごく残念がっていた。

この日はすごく風が強く、とてもヨットに乗りたいと思えるようなコンディションじゃなかった。
波も高いためきつそうだ。
しかしフェリーは高波の中を突き進んでいった。

周りの乗客が「ここがノシャップ岬か〜」とか「波高くて揺れる〜」など言っていたが、
つい先日ノシャップ岬をヨットで通ってきたので、そういった感情はわかなかったのが少し悲しかった。

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ぼけーっとしているとすぐにフェリーは利尻島についた。
利尻富士もきれいに見えておりテンションも上がる。
早速車を借りて観光することにした。
まずは姫沼だ。

デカイ!

こんなに大きいとは思わなかった。
沼の周りを歩いたらそれだけで時間がかかる。
残念ながらシーズンから外れているため花などは咲いていなかった。
次はオタトマリ沼だ。

まさかの雲。
本来であれば沼の向こう側には利尻富士が見えるはずだが、雲がかかっており麓しか見えない。
気を取り直して白い恋人の丘に行く。

予想通りここも雲にかかっており利尻富士はきれいに見えない。
白い恋人のパッケージとぜんぜん違う景色を見て次の場所に向かうことにした。

その後も色々なものを見ていたのだが途中で面白い人(?)に出会った。

「りしりん」くん。
どうやら利尻島のゆるきゃららしい。
なにかの撮影をしており、すごくはしゃいでいた。

この日は利尻島に泊まるため、ホテルで少し休憩することにした。
ホテルについて休憩したあとは「甘露泉水」に行くことにした。
ホテルで自転車を借り、目的地を言うと「自転車じゃやめたほうがいいよw」と言われた。
そんなアドバイスを流しつつ利尻富士を自転車で登る。

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しんどい・・・

とてもじゃないが自転車で来るところではない。
頑張って自転車を押し続けてやっと目的地についたときはヘロヘロだった。

この看板が見えたときは嬉しかった。
(きっと甘い水が飲めるんやろうな)
名前に期待しつつ湧き水を嵯峨あす。

(・・・)
湧き水だから当然なのだが僕としては噴水のように溢れ出てるものを期待していた。
見た目にはがっかりしたが喉も乾いていたので早速飲む。

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(甘くはないぞ・・・?)
登山する人などにとっては甘く感じるのかもしれないが、そんなふうには思えなかった。
残念な気持ちになりつつ下山することにした。

「ひゃっほ〜う」

帰りは楽だった。
あっという間に下山したので夕日を見に行くことにした。

あの丘の上がスポットらしい。
さっそく登る。

やっpり北海道は雄大だ。
地平線が見えるのは気持ちいい。

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「寒くない・・・?」

日没まで1時間近くあるのでずっと丘の上で待っていたのだが寒い。
しかも今日は風が強い。
凍えながら日の津を待っていた。
やっと日が沈むというときに悲しいことが置き始めていた。

曇ってきた

結局沈む瞬間は曇っており、周りの人とも「残念ですね〜」と慰めあった。
なんとも言えない締めになったが登山でヘロヘロだったので、ホテルに帰るとすぐに寝てしまった。
この日はミズキと同室だったのだが僕があまりにも早く寝すぎてしまったのでミズキはオートロックの部屋の外に締め出されていたらしい。