2019/11/11 わんこそばを食べる

2020年5月30日

早速だがやってきた。
わんこそばを食べる目的のためだけに盛岡までやってきたのだ。
バスで片道1時間以上かけて前日入りしたため体調は万全だ。

三人とも初めてのわんこそばということでやや緊張しながら店に入る。
説明を受けたあとにコースを選ぶ。
当然、お椀を重ねていくスタイルのコースだ。
GoProもセットして準備万端。

どうやらこの紙に結果を書くらしい。
みっともない記録は残したくないと気合が入る。
いよいよ開始だ。
ちなみに食べているときは一切写真を撮っていない。
というか撮る余裕はない。
動画はノーカットで撮っているため映像は僕らの頑張っている姿はそっちで見てほしい。
お姉さんの合図とともにお椀にそばが入れられていく。

「えっ?」

思ったより1杯の量が少ない。
お腹が空いているためすぐに食べ終わる。

「思ったより余裕そうやね」

僕とコジマは余裕の笑みを浮かべている。
ミズキは一切喋らずにすごい勢いで食べている。
僕ら3人に対してお姉さんが一人ついており、3人とも同じペースで食べることになる。
ミズキのペースに引っ張られ僕らもどんどん食べていく。

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50杯経過

なんとかなりそうだ。
100杯食べたらもらえる手形が目標なのだが行ける気がする。

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苦しみは突然やってきた。
60〜70杯くらいあたりでお腹がいっぱいになってきた。
正直このあたりの記憶はない。
唯一祈っていたのだけは覚えている。
わんこそばは1杯の量がランダムなため最少だとそば5本くらい、最多でそば15本くらい入ってた気がする。
このあたりからはひたすら「少ないの来い!」と願っていた。

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80杯くらいからはお腹の中から蕎麦が戻りたがっているのがわかった。
僕の食べるペースが落ちる。
ちなみに途中でのトイレは禁止だ。
さらに休憩というものはないらしい。
食べればすぐにそばを入れられてしまう。

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きた!!
やっと100杯食べた。
このときはめちゃくちゃ嬉しかった。
(さて100杯食べたしそろそろギブアップを・・・)

「ギブアップ」

なんと先にコジマがギブアップした。
僕のほうがペースが遅かったためこの時点ではコジマのほうが多い。
(コジマに勝つか・・・)
目標ができたら多少楽になった。

「ギブアップ」

コジマより食べたところで僕もギブアップした。
残るはミズキ一人である。

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「ギブアップ」

ミズキはその後もひとり粘っていたがついに終わってしまった。
お姉さんがみんなのお椀を数え始める。

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111杯食べた!

みんなの結果は
僕  → 111杯
コジマ → 110杯
ミズキ → 151杯
正直まんぞくだ。
付け合せの刺し身とか薬味とか色々あったけど、ほぼ手を付けなかった。
というか刺し身とか食べたらお腹いっぱいになりそうで怖かった。

圧巻の光景。
満足してみせからでようとしたときにとんでもないものを見てしまった。
わんこそば大会の成績表である。

「「「632・・・杯・・・?」」」

とんでもない人がいたものだ。
食べている姿を見てみたいものだ。

お店を出たあとにデザートを食べたくなってしまった。

ソフトクリーム美味しい。
二人はこの姿を見て多少ひいていた。
このあとは1時間かけてヨットに戻り夕食は何も食べずに寝た。