2020/7/7 久米島へ
午前の取材が終わったら午後から久米島に向けて出航だ。
奥の方に何やら嫌な感じの雲が見える。
そんなことを思いながら海に出る。
午前中にめいいっぱい遊んだのですでに疲れているが頑張る。
風はいい感じに吹いている。
これなら早めに久米島につきそうだ。
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「コードゼロあげよっかー」
風向が後ろ寄りで安定してきたので更にスピードをあげようとする。
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バンッ！！
「・・・」
「折れた・・・」
バウがもげた日 は金属の棒が下を向いたが、今回は上向きに折れた。
（なんてことだ・・・）
また修理をしなければならない。
さらに修理するまではコードゼロが使えない。
このダメージはでかい。
仕方なくジブとメインでセーリングする。
こうやって見るといい感じの絵に見えるが内心はショックである。
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だらだらとセーリングしながら久米島を目指していたが、さらに恐れていた事態が起きた。
雨雲に追いつかれた。
うすうすそんな予感はしていたので、逃げるような航路を取りながらセーリングしていたのだが間に合わなかった。
コードゼロがなかったせいだろうか、雨雲から逃げられなかった。
一気に雨足が強く風も上がる。
急いでジブを巻いてなんとかやり過ごす。
時間としては一瞬だったが、どっと疲れてしまった。
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雨が上がったあとは問題なく港のそばまでこれた。
ただ、ここでも試練が待っていた。
浅瀬が多い
目視で浅瀬を探しながらひたすら避けながら進んでいく。
30分くらいの時間で更に疲れが溜まってしまった。
どうにかこうにか泊フィッシャリーナについたのだが、ここはヨットの受け入れをしていない・・・
たまたま置かせてもらえたのだが、泊フィッシャリーナにヨットで行ってはいけないことがわかった（手前の浅瀬もやばいので）。