2019/9/18 函館へ

2020年5月30日

「ほら!いくよ!!」

2時間の仮眠から最初に起きたのは僕だ。
朝起きるのは苦手だがこの日は僕が二人を起こした。
時間は10時、しかし眠い。
眠気と戦いながらガソリンの補給と昼ごはんを食べることにした。
ガソリンの補給は僕が自転車の後ろにゴロゴロを結んで引っ張って行った。

(写真撮られるときは笑顔だけど引っ張ってるときはめちゃくちゃしんどかった・・・)
港〜ガソリンスタンドまでの間の人にめちゃくちゃ見られた。
見られるだけならまだしもめちゃくちゃ話しかけられた。

「○△☓〜」

(まじで何言ってるかわからないぞ・・・)
今までの県では多少方言が入っているものの話している内容は理解できていた。
ただ青森の人たちは何を言ってるのかわからない・・・
仕方がないので愛想笑いしながら町中を走り去った。

無事にガソリンを補給しご飯も食べ、いざ函館に向けて出航した。
風は程よく吹いている。

津軽海峡をセーリングしているときは周りにマグロ漁船がたくさんいた。
僕らも必死でマグロを探したがマグロは見つけられなかった。
津軽海峡はもう一度くるのでそのときに探すということで諦めた。

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寝た!

最近連続して航海しているのでお疲れのようだ。
僕も眠かったが人生初北海道ということでテンション上がって寝れない。

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「なんか風強くなってきたね」

めちゃくちゃ風が吹いてきた。
ただ追い風+寝不足ということもあり恐怖感はない。
めちゃくちゃスピードが出る。

「30kmでたよ!」

三人ともひたすらアプリで時速を見て最高速度のスクショを取ろうとしていた。

「俺30km撮った!」
「俺は31km!」
「来た!34km!!」

こんな感じで津軽海峡はあっというまに渡れた。
北海道が目の前に広がる。

「ついた〜〜!!!!」

人生初北海道。しかもヨットで来た。
まさかこんな形で来れるとは思っていなかったのでめちゃくちゃ嬉しい。
しかもヨットを係留する場所が今までの中で一番いい!(見た目が)

おしゃれスポットに馴染んでいる。
ここにいるときにどれだけの人に声をかけられたことか。
ちなみに以下の会話の流れが一番多い。

「沖縄から来たんですか?(船検のシールが沖縄のため)」
→「福岡からです。」
「大学生ですか?」
→「アラサーです」
「どれくらい期間かかってるんですか?」
→「お盆に出発しました。」

せっかくなので函館ならではの店に行きたかった。
いろいろ聞いたがここに決めた。

ラッキーピエロ
ハンバーガー屋(?)である。
不安と期待がまじりつつも店に入る。

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「うまい!!!」

(北海道一周したら最後にもどってきたいな)
そう思えるような味だった。
ちなみにすでに19時ころであり眠気が限界を超えていた。
コジマとミズキはすぐに寝たので少しだけ周りを散歩した。

色々とすごい自販機があった。
散歩は少しでやめて僕も寝ることにした。
さすがに疲れた。
ちなみにこの日は観光地ど真ん中のヨットの中で寝た。