2019/10/2 札幌観光

2020年5月30日

(やばい・・めっちゃ疲れてる・・・)

朝からすごくしんどかった。
前日小樽観光〜札幌観光したので疲れたのだろうか。
そんな事を考えながらスマホを見る。

(完全にこれやん)
前日の観光で27000歩歩いていたらしい。
確かに小樽でもずっと歩いてたし札幌でも歩いていた。
気づいたときにはすでに遅かった。
めちゃくちゃ足に疲れが溜まっている。
そうはいったものの弱音を吐いても仕方ないので札幌観光を再開する。

「サッポロビール工場行かん?」

忘れてた。札幌といえばサッポロビールがあるじゃないか。
何度も書いているが僕はお酒が強いわけではない。
ただこういうところの見学は大好きだ。
早速歩き始める。

・・・
・・・・・・

(なんか思ったより近くに煙突が見えるぞ・・・?)

サッポロビール工場とは全く別の場所にサッポロビールの文字が入った煙突が立っていた。
ぬか喜びさせられた。
気を取り直して更に歩く。

・・・
・・・・・・

途中でいい感じの線路+風景があったので写真を撮ってミズキに送ってみる。
すぐに場所を当てられた。
(よくわからないところですごい能力発揮するな)
本人曰く有名なところらしく当てて当然らしい、電車オタク恐るべし。

更に歩いたところで目的の煙突に到着した。
確かにこっちの煙突のほうが騙された煙突よりもがっしりしている感じはする。
一通り工場の見学をしたところでいいモノを見つけた。

試飲タイム

・・・
・・・・・・

「うまっ!」

サッポロクラシック恐るべし。
北海道でしか売っていないため全然知らなかったがめちゃくちゃ美味しい。
北海道編でのお酒はコイツに決まった。

その後は市場に向かうことにした。
前日二条市場でがっかりしたので、場外市場に行くことにした。
目的はカニである。

「試食していきなよ!」

一通り通りを見たあとに一番端っこのお店の店主に声をかけられた。
どうやらタラバガニを試食させてくれるらしい。

(めっちゃ身つまってんな)

・・・
・・・・・・

「うまっ!!」

あまりの美味しさにビビった。
一昨日食べた毛ガニとはぜんぜん違う。
僕らの反応が良かったらしくドンドン試食させてくれた。
店主と仲良くなり毛ガニにがっかりした話をしたところ、毛ガニの試食もさせてくれた。
(いや、毛ガニはもういらんけどな・・・)
正直味には期待してなかった。

・・・
・・・・・・

「うまっ!!!」

一昨日の毛ガニは何だったのか。
無性に腹が立ってきた。
店主に慰められつつ大量に試食させてもらった。
朝からビールの試飲しかしていなかったのだが、カニの試食だけでお腹いっぱいになった。
この美味しさは共有せねば!と家族にもカニを送ってあげることにした。

カニも堪能したので小樽に戻ることにした。
明日には小樽を出航したいので今日はヨット泊である。
小樽に戻ったあとは近くの銭湯に入りあとは寝るだけだった。

ピリリリリ

スマホに見知らぬ番号から電話がかかってきた。

「はい。」
「あ、コジマやけど。」

先に僕だけ銭湯に来ていたので何か忘れ物かな?と思った。

「スマホが落ちた。」
!?
「ていうか僕ごと落ちた。」
!?!?

僕が銭湯に向かうときにコジマはヨットのネットの上で寝ていた。
(まさか寝返りで落ちたの・・・?)
よくわからなかったが急いでヨットに戻った。
すると、そこにはずぶ濡れのコジマがいた。
見たところ怪我とかはなさそうだ。

「寝起きで桟橋に移るときにヨットとの間に落ちて、そのときにスマホを落とした。」

ついに来たか。
誰かやるとは思っていた。
ちなみに僕の予想ではミズキがやると思っていた。
競馬でいうとオッズは1.2倍くらいのガチガチの大本命だった。

「潜るわ」
!?!?!?

(10月の小樽で、19時くらいに、パンツ一枚で潜る・・・?)
「頑張って」と「事故らんようにね」としか言えなかった。
釣り竿で懐中電灯をそこに沈め、僕が陸上で海面を照らし(浮かび上がってくる場所の目印のため)準備万端だ。
コジマが海底(深さ5mくらい)に向かって潜っていく。

・・・
・・・・・・

(え?上がって来なくない・・・?)
僕が思っていた以上に長時間潜水していた。
待っている側は怖くて仕方ない。
その後も何度か潜ったがiPhoneは見つけられずにコジマは諦めた。