2019/11/30~12/8 夢の島滞在③

2020年5月30日

夢の島は一つの中間地点であったと同時に大事なイベントをしようと決めている場所だった。

コジマの誕生日

正確に言うと11月後半なので過ぎている。
(当初の予定通りなら夢の島で当日を迎えれたはずなのに・・・)
まあ予定通りいかないのはいつものことなので仕方ない。
到着の目処がたったタイミングでサプライズ用のプレゼントを用意することにした。

プレゼントは日本一周の前からケーキにすることは決めていた。
ただのケーキだと面白くないからコジマが喜ぶようなケーキにする。
しかし注文しても受け取れない。
そこで1ヶ月以上前から信頼できる友達に頼んでいた。

「注文の準備だけしといて。到着日は後日言うから!」
「オッケー!」

嫌な顔一つせずに準備してくれた友達に感謝。
そして千葉を回ったあたりで友達に連絡していた。
その後ヨットが壊れたりとトラブルが起きたときは僕だけ違う意味で焦っていた。
僕のプランでは友達がヨットに乗りに来るときに差し入れのフリして持ってきてもらおうと思っていた。

「すまん。ケーキが・・・」
「?」
「冷蔵庫に入らないわ。しかも溶け出してる感じがする。」

!?
友だちが来る予定日までまだ5日もある。
というか冷蔵庫に入らないってどんな状況なんだ?
仕方ないのでケーキを受け取りに行くことにした。
コジマにばれないようにヨットをあとにする。
(まあ外出はバレるけど理由はばれないやろ)

・・・
・・・・・・

待ち合わせの駅についた。
友達を探すがなかなか見つからない。

!?

(多分・・・いた・・・)
ニコニコしながら友達が近寄ってくる。
横に段ボールを抱えている。

「・・・・・・」
「はい!サイズ聞いてなかったから適当に選んどいたで。」

思ってたよりでかい。
というかこんな大きさ想像していなかった。
(これを持って変えるのか・・・)
バレずに帰れるか不安である。
笑ってる友達と別れて帰路についた。

・・・
・・・・・・

(着いたぞ。バレ内容にしなければ。)
ラッキーなことにコジマは寝ていた。
サプライズの準備をしてコジマを起こす。

「なんか差し入れもらったよ。」
「ん?うん・・・」

「え!ええ!えええ!」

どうやら気づいたらしい。
とりあえず写真を撮っている。
喜んでいるようでよかった。

実際にコジマに渡したケーキがこれだ。

コジマが釣ったタイの写真をプリントしたケーキだ。
コジマがタイを釣った瞬間に僕はこの写真を使おうと決めていたのだ。
この写真だと大きさがわかりにくいがすごく大きい。

10人分くらいありそうだ。
この日はこのケーキを食べて幸せな気分で寝ることができた。