2019/10/30 社台スタリオンステーション見学①

2020年5月30日

ついに・・・この日がやってきた。
この旅で必ず実現したいことだった牧場見学だ。
風の様子も考えながらこの付近で丸一日時間をもらうように前々から言っていたのだ。
当初の予定とは日付も場所も変わってしまったため苫小牧についたらすぐにプランを練り直した。
今回行く見学プランは・・・

社台スタリオンステーション!

ノーザンホースパーク!!

予定くるってよかった。
まさかこの2つに行けるとは思っていなかった。
行く前からワクワクが止まらない。
どれくらいワクワクしていたかというとヨットで日本一周を始める前よりもしてるくらいだ。

さっそく車を借りて社台スタリオンステーションに向かう。

・・・
・・・・・・

いた!!!!!!

すでにこの時点でテンションは高い。
急いで近づき名前を確認する。

・・・
・・・・・・

キタサンブラック!!

今回の社台スタリオンステーションの目玉である。
競馬を知らない人でもニュースなどで名前だけは見たことあるかもしれない。
あの北島三郎さんの持ち馬だ。(厳密に言えば名義は違うけど)
G1を7勝し獲得賞金はJRA歴代1位なので、その強さは言うまでもない。
G1で勝利した日はニュースで「サブちゃんの馬がG1勝利!」とよく報道されていたものだ。

こころなしか現役の頃よりも黒くなった気がする。
黒くなっても歩く姿はかっこよく、見物に来ていた他の人達もこの馬ばかり見ていた。

さすが2016,2017年度代表馬。
さらに言えば歴代最強馬の議論にも入るくらい強かったし認められてた。
キタサンブラックの父親はあの有名なディープインパクトの全兄(父と母が全く同じ)であの今後も強い子供を残してほしい。
キタサンブラックに目を取られていたがその後ろにも放牧されている馬がいた。

ルーラーシップ!!

現役時代に好きだった馬だ。
残念ながら日本のG1では勝てなかった(最高2着)がG2と香港のG1(クイーンエリザベスC)は勝っている。
戦績的にはキタサンブラックに見劣りするが、その血統は素晴らしい。
母エアグルーヴは現役時代は「女帝」と言われるほど牡馬(オス)と互角の戦いをしており牝馬(メス)で珍しく年度代表馬にも選ばれている。
エアグルーヴは現役時代の成績だけでなく産駒成績も素晴らしく子どもたち(ルーラーシップの兄弟)やその子供もG1で勝っているのだ。

G1勝利の馬ばかり当たり前のように出てきているがG1という格のレースは出走できるだけですごいのだ。
馬の強さを表す階級はざっくり説明すると以下のようになっている。

「未勝利」→「500万下(1勝)」→「1000万下(2勝)」→「1600万下(3勝)」→「オープン」
※カッコ内はおおよその勝利数の目安

この階級ごとに馬がカテゴリで分けられており、同じ強さの馬同士でレースを行う(一部例外あり)。
オープン階級の馬は更に「オープン」→「G3」→「G2」→「G1」のようにレースのカテゴリが分けられているため、
ライバルたちに勝ち抜いてきた馬だけがG1レースにでることができるのだ。
そんなG1でさらに何勝もするような馬を見ることができて本当に嬉しい。

まだこの日の観光のほんの触りしか書けていないので次回に続くことになります。
次回からはしばらく牧場観光編です。