2019/10/30 ノーザンホースパーク見学③

2020年5月30日

顔をひょっこり出していたのはアドマイヤジュピタだった。

2008年天皇賞(春)の勝ち馬。
アドマイヤ○○といえば競馬界でも有名な個人馬主さんの所有馬である。
そのため競馬場に行くとアドマイヤがつく馬はよく見かける。
G1馬でありながら残念ながら種牡馬としての成績はよくなく、すぐに種牡馬生活は引退することになってしまった。
しかしその後はノーザンホースパークで功労馬として余生を送っているため馬としてはこっちのほうが幸せだったのかもしれない。

アドマイヤジュピタの周りには他に競走馬がいなかったため奥へと進む。
何やら馬房図が張り出されているので見てみる。

「第3厩舎がいい!!」

ヴァーミリアン

ジャガーメイル

フォゲッタブル

トライアンフマーチ

シルクフォーチュン

デルタブルース

アロンダイト

ラストインパクト

カレンミロティック

第3厩舎には僕がちょうど競馬を真剣にやっていた時代の馬たちばかりいる。
(幸せだ)
当時の思い出が蘇る。

早速足早に第3厩舎に向かう。

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顔だしてる!!

ジャガーメイルだ。
厩舎の中から改めてジャガーメイル。

2010年天皇賞(春)の勝ち馬。
アドマイヤジュピタの2年後の天皇賞馬だ。
この馬は天皇賞を勝った印象よりも長く現役として走っていたほうが印象強い。
2007年にデビューして2014年のレースまで現役で走っていたのだ。
最後のレースは10歳で出走しており、そのレースではこの厩舎にいる6歳年下のラストインパクトと対戦している。
競走馬で10歳まで現役なのは非常に長く、強い馬だと4歳や5歳で引退することも多い。

次の馬はヴァーミリアン!

ヴァーミリアンはものすごく強かった。
このネームプレートしたに書いてある文字からもそれがわかる。

文字が小さくて読めないかもしれないが優勝の文字がひたすら並んでいる。
8歳まで現役を続けて34戦15勝、G1/Jpn1 9勝。
Jon1というのはG1と似たような格式である。
主戦場がダート(砂)だったため、芝で活躍していた馬との比較は難しいがダート馬で最強候補の一角だ。
ダート競走獲得賞金額1位などいろいろな記録も残し引退するまで強かった。

ヴァーミリアン、ジャガーメイルの横にいるのはあの馬。
僕がノーザンホースパークで一番見たかったフォゲッタブルだ。