2019/9/11 筒石へ
「雷やばそうやね」
この日は天気が崩れると予報で出ていた。
そのため早めに出て短い距離をササッとセーリングして終わろうとしていた。
![]()
まだ雨も降っていない。
今のうちに急いでいきたいが風も吹いていない。
我慢しながらセーリングする。
「釣りしない・・・?」
魚が釣れそうな地形を見つけたコジマが言う。
天気の心配もあるが少しだけ釣りをすることにした。
(魚が釣れるんならそれが一番優先でしょ)
安全面を気にしつつも魚釣りはしたい。
夢中になって時間を忘れないため制限時間を設けた。
初めての時間制限付きお昼ごはんチャレンジである。
・・・
・・・・・・
小さい魚を釣ってはリリースするを繰り返す。
・・・
・・・・・・
「キタッ!」
コジマが叫んだ。
僕の中ではコジマの叫びは大物確定演出だ。
ワクワクしながら魚が上がってくるのを待つ。
!!!!!!!!!
なんと鯛が釣れた。
しかも僕が以前釣ったやつとは比較にならない大きさだ。
![]()
この前の小さな鯛ですら鯛飯にしたらすごく美味しかったのだ、この鯛を食べることを考えただけでお腹が減ってきた。
鯛が釣れたことで満足した三人は釣りを切り上げ急いで目的地に向かう。
・・・
・・・・・・
雨が降ってきた
なかなか強い。
しかも後ろから雷雲が来てる雰囲気だ。
身の危険を感じたため近くの港に避難する。
「鯛食べるか」
雨の中、鯛を捌いて新鮮な刺し身を食べる。
美味しい。
一気に疲れが吹き飛んだ。
一部を刺し身として食べたが他は保存する。
次に食べる時が楽しみだ。
鯛を食べていたら雨がやんだため再出航した。
当初の目的地有間川を目指す。
・・・
・・・・・・
出てすぐに後悔した。
また雨が降ってきた。
しかも先程よりも強い。
すぐに次の港に避難し再出航は諦めた。
「やったぁ〜」
ミズキが喜んでいる。
なぜこの状況で喜べるのかわからなかった僕は理由を聞いた。
「筒石駅はね〜トンネルの中に駅があるんよ」
どうやら電車の駅に興奮しているらしい。
(トンネルの中に駅がある?)
いくら説明を聞いてもわからなかったが実際に行けばわかるだろうと思い駅に向かった。
・・・
・・・・・・
「まだ登るの・・・」
なんと駅に行くために山を登ることになった。
トンネルの中にあるとはどういうことなのか。
![]()
10分くらい坂を登ってやっとついた。
安心したのもつかの間まだ先は長かった。
![]()
200段の階段を降りなければならないのだ。(写真は上りになってるけど)
(頑張って登ったのにすぐ降りるのか・・・)
トンネルの中になくていいから普通の駅がよかったと心底思った。
しかしホームまで降りたときにはびっくりした。
本当にトンネルの中に駅がある。
一人では来れないくらい怖い。
その後電車に乗ってホテルに移動した。
ホームは珍しかったが電車は至って普通だった。





ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません