2019/11/13 七ヶ浜へ

2020年5月30日

次の目的地は七ヶ浜だ。
今までも長距離セーリングしてきたがこの日も長い。
観光したため出航時間は8時過ぎになってしまった。
こんな朝から観光案内してくれた民宿のおじさんには頭が上がらない。
つくづくこの旅はいろいろな人に助けてもらってると思えてくる。

この日も風は弱かった。
スピードが出ない&長距離ということなので初めからローテーションで操船することにした。
一人で操船しているときはこんな感じである。

操船しない二人は寝たり外で風にあたって楽しんだり各々好きなことをして過ごす。
僕がこの日にやったことといえば・・・

「おやき美味し〜!!」

出発前に民宿のおばさんが差し入れてくれたおやきを食べていた。
僕らが観光しているときに作ってくれていたらしい。
甘いものを海の上で食べることは少ないのもあって更に美味しく感じた。

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お昼過ぎから風が上がってきた。

しかし目的地まではまだまだ遠い。
風が上がったため波をかぶるようになったのだが波が暖かく感じた。
これだけでも疲れにくいので嬉しい。

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日が落ちてしまった
しかも目的地は松島を通るため養殖の編み&浅瀬などがあり航海しづらい。
おまけに風と波も強くなったため舵が難しい。

どうにかこうにかハーバーについたときには七ヶ浜の人たちが迎えてくれた。
全員揃って「この暗闇の中よく始めてこれたね」と言っていた。
僕らが思っている以上に難しい場所だったらしい。

無理して長距離を航海してきたのは、ここでメンテナンスするためである。
ここ最近ヨットへの浸水がひどく、一番ひどいときで(波が高かったこともあるが)床上まで水が入っていたのだ。
そこで信頼できる修理屋を紹介してもらい見てもらうことにしてたのだ。
メンテナンスは1週間以上の長期戦になる可能性もあるため、僕らはどうやって時間を潰そうか悩んでいた。

「この車好きに使いなよ」

なんということでしょう。
この旅3回目のタダで車を貸してくれる人(修理屋さん)登場。
今までも車でガソリンの買い出しを手伝ってもらえたり、観光に連れて行ってもらえたりと嬉しいことは起きていた。
ただ長期滞在するときは何故か車をタダで貸してくれる人が出現する。
旅が終わったあとにそういた人たちに会いにもう一度日本一周したくなる。

お言葉に甘えて車お借りた僕らは早速仙台に向かった。
夕食を食べたい。
食べるものはすでに決まっている。

牛タン!!
おいしくご飯を食べたあとはヨットに戻り寝た。