2019/9/4 金沢へ

2020年5月30日

ミズキがいなくなったので今日は二人でセーリングである。

(風も強くないしミズキがいなくても大丈夫だろう)
ミズキは主に力仕事と重りとしての役割を果たしていた。
一番体重のあるミズキが端っこに乗るとそれだけでヨットの傾きを抑えることができていた。
風が強いときにいないのは少しだけ寂しいが今日は風が弱いためそうでもない。

コジマと二人でセーリングしていた。
途中で風も安定しだしたのでオーパイ(舵を指定した角度に固定してくれる機械)を装着した。
二人で端に乗りティラーの方を見たときの光景は新鮮だ。

誰も舵のそばにいない。
二人で楽しみながらしばらくセーリングしていた。

「「これミズキいらないのでは・・・w」」

もちろん本心ではないが二人とも思わず口から出てしまった。

お気に入りのポジションに座りバウを見つめながら金沢を目指した。
二人で不自由なくセーリングできたため金沢まではあっというまだった。

この日のご飯はシイラである。
以前釣っていたやつの残りで唐揚げだった。
美味しかった。
ミズキがいないのでいっぱい食べられた。

この日は夜に後輩が遊びに来るためナイトセーリングして遊ぼうと考えていた。
しかし後輩が来た頃には雨が降り出した。おまけに雷もなっている。
諦めて買い出しを手伝ってもらいガソリンなどを補給できた。
すると一通り買い出しが終わったタイミングで雨が上がった。
夜も遅かったが少しだけナイトセーリングしてみた。

真っ暗である。ジブセールには懐中電灯を当てていたので見えるが周りは何も見えない。
そんな状況でも後輩はセーリングを楽しんでくれたようでひたすら写真を撮っていた。
僕は照明係をやらされた。
一通りあそんだところでお別れしその夜はホテルに泊まった。

このブログを書いていて改めて思うがミズキがいないと事件がおきないことがわかった。
安全な航海をするだけなら不在でも問題なさそうだが楽しく航海するなら必要なんだと気づいた。