2019/11/8 尻屋へ

2020年5月30日

いよいよ北海道から離れる日が来た。
9/18に函館についてから1ヶ月半以上もの間北海道にいたため、すっかり北海道が好きになってしまったため離れるのが辛い。
しかしこれ以上ゆっくりしていると本格的に冬が始まってしまい大変なことになってしまう。
今年はたまたま本格化が遅れているため一周できたことを忘れてはいけない。

とは言っても11月の北海道、やはり寒い。
最低気温0℃の表示を見るだけで心が折れそうになる。
こんな寒い日でも頑張って7時ころには出航した。

出航したタイミングでは風は弱かったが朝早く出たのには理由がある。
この日は午後から吹き上がる予報だからだ。
僕らはこの旅では主に「windy」というサービスで風の状況を確認している。
これがよく当たる。
1週間位先になると1日くらいの誤差があったりするのだが、風の強さと方向がわかるのは非常に助かる。
windy曰く昼から風が強くなるのでそれまでに津軽海峡を渡りきりたい。

30分後にはすでにいい感じの強さまで風が上がってきた。
この風力の間になんとか本州に到達したい。

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風が強くなってきた。
幸いにも後ろからの風なのでセールを降ろさずにガンガンスピードを上げてセーリングできている。
おかげで予定よりも早く本州につくことができそうだ。


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めちゃくちゃ風が強くなってきた

あと少しのところで一気に風が吹き上がった。
一気に疲労がたまる。
どうにかこうにか尻屋についた頃には12時位になっていた。

民宿の予約はしていたがチェックインまで時間があるので観光することにした。
が、その前に仮眠タイムだ。
みんな疲れていたので少し寝てから行動開始だ。

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寝れない

この日の観光のことを考えると寝れるわけがなかった。
(先に下見しに行こう)
一人だけフライング観光することにした。

寒立馬

いやホントこんな近くに隠れているとは思わなかった。
普通に歩いてて「ビクッ」ってなってしまった。

こんなに近づいてもむしゃむしゃ食事をやめない。

!!

「いっぱいいるやん!」

寒立馬は広い範囲に放牧されているため、もしかしたら見れないかもと思っていたがそんな心配はいらなかった。
むしろこっちに近づいてくる。
(さすがに一人で楽しむのはもったいない)
すぐにコジマとミズキのもとに帰ることにした。

「早く行こう!!」

二人をせかしつつ先程の場所に戻る。

「「すげぇ〜!」」

先程より数は減っていたがまだいる。
海岸沿いで草を食べている馬もいる。

羨ましいことに馬からミズキのもとに歩んでいった。
ミズキも恐る恐るなでて楽しんでいる。

親子で仲良く食事している馬。

なぜかその場に立ち尽くす馬。

スマホに興味を持つ馬。

ずっと見ていられた。
日が落ちるまでには民宿に移動しておきたかったため一通り馬を堪能したあとはすぐに民宿に向かう。
民宿でご飯を食べゆっくりとお風呂に入り寝た。