2019/12/13 冨貴へ

2020年5月30日

「名古屋までいっちゃおうか」

起きてすぐの会話で予定が変わった。
最初は駿河湾を渡って御前崎までしか行かない予定だった。
その次の日に浜松湖、その次に名古屋の予定をたてていた。
しかし週末を名古屋で過ごしたい&風がいいうちに一気に行ってしまいたいという気持ちが出てきた。
3日分の行程を1日で消化するのはきついが頑張るしかなさそうだ。

朝7時くらいに出航した。
目的の冨貴までは240kmくらいある。
風がいい感じに吹いているとはいえ到着するころには日付は変わっているだろう。
僕の感情はしんどそうという思いと楽しそうという思いが入り混じっていた。

さすがに長時間航海が予想できているので省エネセーリングすることになった。
いつものようにシングルハンドをローテーションで回す。
まだ起きたばかりだが自分の番以外のときは寝る。

・・・
・・・・・・

あっという間に夕方になった。
体力はまだまだ残っている。
というよりか元気いっぱいだ。

これくらいの風ならば問題は疲れよりも飽きだと思う。
波に乗せれるようなコンディションなら楽しく飽きることもないのだが風が弱いと飽きてしまう。
そうならないようにローテーションを組んでいるのだ。

お菓子を食べたり

バナナを食べたり

夕日を見たりして飽きないように各々工夫する。

・・・
・・・・・・

見えてきた。

すでに日付は変わっている。
午前2時過ぎだ。
前日の7時からと考えると19時間くらい海にいたらしい。
さすがに疲れた。
この辺の記憶がないくらい疲れてすぐに寝ていたらしい。