2019/9/15 鼠ヶ関へ

2020年5月30日

「ほら行くよ!」

コジマかミズキに起こされた。
時間は朝の4時過ぎである。
これから次の目的地鼠ヶ関に向かうのである。
ここから函館までの航路はしっかりと予定をたて完全にそれ通りに行動する必要があった。

これから地獄のような航海がしばらく続くのは、まだ誰も気づいていなかった。

この日は4時30分には出航していた。
まさか日の出をヨットの上で見るとは思っていなかった。

「きれいだな」という感情よりも「眩しい」「眠たい」という感情しか湧いてこなかった。
少しセーリングしたあとにミズキがお吸い物のようなものを作った。

めちゃくちゃ美味しかった。
寝不足&空腹の状態で食べたおかげもあるのか優しい味がした。

まだ元気だった僕らは途中でお昼ごはんチャレンジ(釣り)をする。

・・・
・・・・・・

大物は釣れなかった。
ミズキはこの日も海底を撮影すべくカメラを落としていた。
(魚釣る気はあるのだろうか?)
そんな感情がうまれつつある。

お昼すぎに鼠ヶ関についた。
今日はこの後ナイトセーリングの予定だ。
英気を養うためにお寿司を食べる。

めちゃくちゃ美味しかった。
これでメンタルは回復した。
このあと知り合いが車で温泉に連れて行ってくれたため体力も回復した。

(夕焼けがきれいだな〜このまま寝たいな・・・)
仮眠したとはいえ朝4時から8時間以上はセーリングし、またナイトセーリングが控えているのだ。
多少の弱音は吐きたくなる。

気を紛らわすために月見して楽しんだ、