2020/7/27 長崎へ

ミズキの後ろを海保の人が歩いている。

ミズキが色々聞かれている。

コジマが説明する。

海保の人と話すことはたまにあるが、今回も特に何も言われなかった。
いつも「めずらしい形の船だね〜」とは言われる。

この日は長崎に向かう。

風はない。
長崎まで遠いので長期戦になりそうだ。

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お昼になり少しだけ風が出てきた。
といっても機帆走だ。
もっと風があれば楽なのだが、そううまくは行かない。

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ヨットの上で宿に電話するミズキ。
充電器につなぎながら電話する姿は、初期の携帯電話みたい(見たことないけど)でおもしろい。

この日は雨雲が点在しており、それをかいくぐりながら向かっている。
ちょこちょこ周りで雨が降っている。

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「もう少しやね〜」

10時間以上の航海がやっと終わりに差し掛かったその時だった。

「あぁ・・・」

後ろの景色が明らかにおかしい。
真っ白になっている部分がある。

「逃げれるかな・・・?」
「頑張ろう」

そんな思いも虚しく雨雲はすごい勢いで近づいてきた。
雨が降っている場所の海面が真っ白になっている。

ザーザー

ありえないくらいの雨が降ってきた。
前が見えない。
そしていつものようにミズキだけ船内で待機している。

なんとかマリーナについた。
急いでホテルに向かう。
この日は夕食付きで時間ぎりぎりなのだ。

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なんとか間に合った。
ゆっくりと夕食を楽しんだあとは・・・

卓球

ミズキとコジマの戦いが始まる。

結果はミズキがボコボコにやられてしまったようだ。